研究報告
緒方町における幼児学級の状況
村上 マサ子
1
1大分県緒方町役場
pp.39-43
発行日 1967年6月10日
Published Date 1967/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662203953
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はじめに
緒方町は大分県の西南に位置し,九州山系の祖母,傾山に囲まれ,南は宮崎県に隣接した山間の町で,総面積148.19平方メートル,人口12,881人戸数2,904戸,立地条件としては大部分が山林原野であるが,1,700ヘクタールの耕地面積を有し,農業・林業が経済的な要素をなしている。
本町では現在行政上,全町を4地区にわけて保健婦が3名勤務し,女子保健指導の充実を計るために昭和26年より国民健康保険直営病院の医師と助産婦の協力を得て,妊婦検診と母親学級を毎月実施し,乳児に対しては生後1年半未満をA,B,C,Dの4級にわけて乳児学級を開設し,保健所の協力を得て昭和35年より実施している。
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