目
自覚をもった会員の声を集めて—保健婦会会長 崎川サン子さん
本誌編集室
pp.70-71
発行日 1964年10月10日
Published Date 1964/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662203236
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悩みはみな同じ
新装なった厚生省のビルの隣りに,大きいがあまり見栄えのしないビルがある.この5階に農林省開拓局入植営農課があり,そこに今年保健婦会長に選出された崎川サン子さんが勤務している,眼鏡をかけて執務している時の崎川さんは,たしかにちょっとお役人といった印象を受けるが,普段はほんとうに人のよいおばさんといった感じになる.
昭和39年度の看護協会総会で,保健婦会長として重責をになうことになった崎川さんは,「自分が保健婦の主流をなす厚生省にいなかっただけに,責務を果たせるかどうか実は自信がない」そうである.
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