学生ノート
保健婦に何を求めたか・保健所実習より
坂本 栄子
1
1神奈川県立公衆衛生看護学院
pp.52-53
発行日 1964年1月10日
Published Date 1964/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662203022
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富士山といえば何となく遠い感じであったけれども,保健所実習に通う途中いつも見える富士山は,ひじょうに大きく悠長です.北陸で生まれ,北陸で育った私は,槍のようにとがった立山連峰や白山連峰を朝夕ながめてきたけれども,こんなにゆったりした感じではなく,もっと強くきびきびした感じのものでした.
あとわずかで9週間の保健所実習を終わるわけですが,その間何を感じ,何を考え,また今後どうしょうかということについて述べてみたいと思います.それは1つの保健所での短期間の体験であり,私自身の所感なので,その中には小さな誤解と大きな偏見があるかもわかりません.
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