講座
合理的な三食配分法
小池 五郎
1
1女子栄養大学
pp.37-40
発行日 1963年10月10日
Published Date 1963/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662202944
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ある保健婦さんの会話から
「わたし,近ごろ朝食は洋風にしたの,トーストにコーヒー,それにフルーツ.朝寝坊したときなんか手間はかからないし,断然これに限るわ.もっとも,フルーツは買っとくのを忘れたり,夜のうちに食べちゃったりして,無いこともあるけれどね.」
「昼食は――そうね,いろいろだけど,そばやさんを利用することが多いわね.いろいろと手軽でしょ.とくに外回りの仕事をしているときは,レストランに腰を落ち着けちゃって,おいしくもないハンバーグなんか食べる気がしないもの.」「その代わり夕食は普通にいただくわ.お魚や,お肉や,卵をつかってね,普通以上かもしれない.なんといっても栄養がたいせつですからね.その点は,主人もなかなかうるさいんですよ.」
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