書評
橋本 正己・田中 恒男・小林 富美栄・内田 靖子・橋本 秀子 編—公衆衛生看護双書(全11巻)「公衆衛生活動概論」と「産業看護」
井上 幸子
1
1厚生省医務局看護課
pp.13
発行日 1963年7月10日
Published Date 1963/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662202868
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保健婦業務については,すでに雑誌その他において種々検討され発表されておりますが,このたび医学書院から,これら公衆衛生看護活動を体系づける一連の双書として本書の発行を計画されたことは,時宜を得たものとしてよろこんでおります.
乳幼児の保健指導に端を発した日本の公衆衛生看護事業も,今日ではいちおう社会の中にしっかりと根をおろしたと言えましょう.これからの私どもにあたえられた課題は,量,質ともにますます要求度の増すこの事業を,より効果的にのばしていくことにあると思われます.
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