解説
昭和38年度厚生行政の方向
岸野 駿太
1
1厚生省企画室
pp.35-37
発行日 1963年4月10日
Published Date 1963/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662202817
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あたらしい予算の特色
新年度を迎え,38年度こそ厚生行政発展の新スタートの年とすることを省内外関係者一同が念じている.昭和13年1月厚生省が設置されてから,今年は創立25周年の記念すべき年,満25歳の青年はこれからさらに大きく成長するための試練に立たされているというわけである.
昭和38年度厚生省所管の一般会計予算額は3313億900万円で,昭和37年度当初予算の2723億1200万円にくらべ,589億9700万円の増加で,その増加率は21.7%である.国の一般会計歳出総予算額の対前年度増加率が17.4%であるのにくらべると比較的大きな伸びといえる.
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