座談会
1961年の公衆衛生の段階
石垣 純二
,
上田 喜一
1
,
西川 滇八
2
,
橋本 正巳
3
,
松浦 利次
4
,
村中 俊明
5
1東京歯科大学
2日本大学
3国立公衆衛生院衛生行政部
4東京都玉川保健所
5厚生省公衆衛生局企画課
pp.54-66
発行日 1961年1月10日
Published Date 1961/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662202256
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新しい年を迎えたからといつて,すぐさま新しい波が押し寄せるわけではないが,年改まれば人の心もおのずから改まるのが常で,そこに清新な夢をはらむ展望がひらけないでもない.1961年の公衆衛生は,まず母子衛生と成人病の二つの大きな問題に直面しているようである.従来惰性で動いてきたような公衆衛生行政を,どうしたら活発に発展させることができるか.新春放談ではないが,各界の先生方にそれぞれ大いなる夢をまじえたご意見をうかがつてみた.
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