講座
結核の新薬
福原 徳光
1
1東京大学伝染病研究所附属病院
pp.26-32
発行日 1957年10月10日
Published Date 1957/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662201507
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まえがき
ストレプトマイシン,パラアミノサリチル酸,チビオン,バイオマイシン,イソニコチン酸ヒドラジドに就ては,学問的にはなお種々の問題を残しているが,既に一応その使用方法も確立され副作用及びそれに対する処置も衆知の事柄であるので,今回は表に於けるピラジナマイド以下を結核の新薬として取扱いその現在の段階に於ける要点を記述し,又,ヒドラジド及びパス誘導体に就て簡単に附記することにする.
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