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讀者からの手紙
内堀 千代子
1,2
1群馬県国保連合会
2県庁
pp.5
発行日 1957年8月10日
Published Date 1957/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662201459
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○○村長様
御丁寧な御来信に接し恐縮致しました.御申越の保健婦設置に対しいつも御期待に沿いませず申しわけなく存じております.需給の現況でございますが手持は一名もございません.
但し前橋近辺で通勤可能な範囲でというのが,2,3ございます.理由といたしましては,年令的に若く家庭を遠くはなれて自活出来ない「多分に経済的理由」又はすでに家庭生活に入り家庭を遠くはなれられない,それから共通的理由と致しましては,なるべく都市に近いところで文化生活を享受したい,身分的にも経済的にも安定したところ等により山間地帯が敬遠されているようでございます.一時代前とちがつて,最近の保健婦はいろいろな意味で実にワリ切つておりますので.
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