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—皆の手で出來た—兵庫縣看護會館
今井 百代
1
1兵庫支部看護婦部
pp.58
発行日 1951年12月10日
Published Date 1951/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662200206
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國鐵神戸驛から徒歩で12,3分,市電⑩で25,6分,生田區楠町6丁目交叉點の一寸上つたところにうすいグリーンの塀をめぐらしたピンクがかつた明るい壁,正面に撫子のマークが美しく浮彫りされている私達の會館が建つております。訪れる度に又電車の窓から見る度に何かしら安心に似た喜びを感じるのです。
昭和24年度の支部事業と致しまして會館建設が計畫立案され,當時の桑原支部長によつて總會にかけましたが豫想の通の激しい反對が御座いまして定例總會で決らず臨時總會でも前と同樣もみにもみ議論百出,口角泡をとばしての討論の結果やつと多數決で建設と決定したので御座います。直ちに會館建設委員設置案が提出可決されました。先日名譽のナイチンゲール記賞をお受けになりました水谷妙姉を建設委員長として募金委員,建築委員をそれぞれ決めました。
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