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岡本玲子(編著)―対応困難な事例に学ぶケアマネジメント―質評価の視点とともに―「つぼ」に応えるケアマネジメント考
鳩野 洋子
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1国立保健医療科学院公衆衛生看護部
pp.682
発行日 2003年7月1日
Published Date 2003/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662100135
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評者が所属する公衆衛生看護部では,ここ数年,保健活動あるいは保健師活動の評価をテーマとして活動を行っている。その大きな理由のひとつが,「保健師さんは何をやってるかわからない」という世間の声に答えたかったから,もっと正直に言うと「○○をやってます」と主張したかったからである。
主張するためには,誰がみてもそうだ,と納得できる明確な根拠を示すことが必要になるが,そのためのツールが「評価指標」だろう。評価指標という「ものさし」で自分たちの活動を測り,提示することではじめてものがいえることになる。またそれ以前に評価することによって自分の活動の振り返りが可能になるのである。
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