PROFILE
鈴木 美恵子—中国の看護研究論文振興のために自費で奨励金制度を設立—『熱心な中国の看護婦を励ましたいということなのです』
学
pp.279
発行日 1989年3月1日
Published Date 1989/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661923198
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「色々な国を訪れましたが,その中でもとりわけ中国に馴染んでしまったんです.私に合ってたんでしょうね」弘前大医療技術短大部で看護学生を教えながら,中国の看護・医療界との友好を深めてきた先生は,中国のことを本当に楽しそうに話す.10年にわたって中国とかかわり続けてきたエネルギーが,ほとばしっているようだ.
鈴木先生が初めて中国を訪れたのは,1979年6月だった.「宮城県日中友好協会会長で仙台市立病院の佐々木信男先生を顧問とする,看護団体友好訪中団が結成ざれ,東北大医療短大の小池明子先生も参加されていたんです.私は小池先生のお口添えで,青森県から加わって行ってしまったんです」この時のメンバーで,ずっと中国にかかわり続けているのは,鈴木先生だけらしい.最初の旅ですっかり中国に魅せられてしまったということだろうか.
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