フレツシュ婦長
田代久男さん—山形大学医学部付属病院手術部
本誌
pp.1201
発行日 1982年11月1日
Published Date 1982/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661922883
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高校卒業の時,親に内緒で看護学校を受験.父親には反対とれたけども,自分の中には人間とのつながりのある職業に興味があったし,やれそに思つたのでこの道に入つた.卒業しころは看護士というとほとんどが精神科勤務で,それに反発して手術室の勤務を選んだ.卒業後は,各地の手術室,ICU,賢センターなどの勤務を経た後,1979年4月から山大病院手術部へ,80年4月に同部看護士長となる。
「卒業俊,現在までこの仕事を続けてきて,看護は自分に合つた職業だと思っています.私のような男性もいるはずで,男性としての特性ははあるだろうけれども,看護が女性でなければという考えはおかしい.手術室の看護は7割が診療の介助になってしまうので,なおさらのこと,この考えを土台にして,自分ならどうしてもらいたいかを常に考え、それを患者さんと対して実践していくことを,看護の基本の考え方の1つにしています」
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