PROFILE
キャスリン・B・カーニイ—在日外国人看護婦協会会長—『ナースという職業はSelf-Reliant.他人に依存する甘えがあっては続かない』
pp.1007
発行日 1989年10月1日
Published Date 1989/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661922384
- 有料閲覧
- 文献概要
「ナースという職業はお金や名誉のためではない.では何のためと聞かれてもうまく説明できないが,それだけなかなか理解してもらえないので傷つくことが多い.私の父も,私がナースになりたいと言った時には呆れて本気にしなかった.仕事は重労働の上,夜勤もあって勤務時間はまちまち.その苛酷さの割に社会的評価が低い.共に働いているドクターたちでさえも十分に理解し支援してくれているとは言えない.そんな時,傷つく」
「ナースという職業は一ことで言うと,“Self-Reliant”自分だけが頼り,という意味で,他人に依存する甘えがあっては続かない.そして,評価は外に求めるのではなく,自分の評価は自分でする、それで満足できる人ということだ」
Copyright © 1989, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.