PROFILE
ジーン・ラクストン—がん患者看護にユーモアの効果を取り入れるベテランナース—『日米ナースのSense of Humor度も比較調査しています』
眞
pp.409
発行日 1989年4月1日
Published Date 1989/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661922255
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- 文献概要
私は自分でも乳がんの手術を体験しています.手術は1981年6月でしたが,2年後に骨転移が分かり何度もきつい化学療法をやりました.この髪も4度目のはえ変わりです.今も抗癌剤はずっと続けていますが,こうして旅行ができるくらい元気です.
「がん」と分かった時?やはり,怖かった.死ぬのではないかという不安があって,それが徐々に,「なぜ私が,不公平じゃないの」という怒りに変わっていった.しかし,今は落ち着いています.がん患者の再起を助けるのは,「サポート」すなわち,家族,友人,医療者の支えだと私は体験を通して思います.幸い私には理解ある夫がいて,今回の旅行にも付いてきてくれていますが,他にも良き友人たちがいてサポートしてくれました.
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