特別記事
“SENSE of HUMOR”が看護を変える
Jean P. RUXTON
1
,
大西 和子
2
1Holy Names College教育部,看護学部
2東京都立医療技術短期大学看護学科
pp.474-479
発行日 1989年5月1日
Published Date 1989/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661922270
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私のがん体験
8年前から私の人生に転機が訪れました.それは,1981年に乳がんにかかり左の乳房を手術したことに始まります.83年には右眼と骨に転移し,88年には今度は右乳がんの手術をし,現在も化学療法を続けています.
自分のがん体験を通して,「ユーモアが病気の回復にとって大変重要な役割を果たしている」ことを再認識しました.たまたま以前からユーモアと健康の関連性に興味を持っていましたので,現在の研究テーマにしています.今日は,このテーマについて,みなさんにお話したいと思います.
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