連載 ワットさんのペーシェントロジィ［今，患者が主役の時代］・13
Motivation
ワット 隆子
1
1あけぼの会
pp.384-387
発行日 1989年4月1日
Published Date 1989/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661922249
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なぜにあなたはインドに行くの
また娘のジェニファーのことだが，昨年（1988年）高校を卒業後，すぐには大学へ進まず，1年間社会勉強をしたいと言い出した．
日本人の私はせっかちだから，世間並みにさっさと進学してほしいのだが，イギリスでは‘ギャップ・イヤー’といって，高校と大学の間の1年間を自由にするのが珍しくないらしい．主人の友人の息子は，ケンブリッジ大学へ入学を決めた上で，アフリカへ渡って現地人に英語を教えているという．イギリスの大学は3年で卒業なので，ギャップ・イヤーがあっても卒業する年はアメリカや日本のように4年制度と同じになる計算だ．
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