PROFILE
葛西ひとみ—ニューヨークでRNとして活躍—『大学を終了すれば,誰でも自立した看護婦になれるわけではない』
ワット 隆子
pp.743
発行日 1992年8月1日
Published Date 1992/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661900694
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神奈川県の県立高校を卒業する時,看護の道を志して看護学校に進んだ.そのあと続けてもう1年,県立看護教育大学校の保健学科も終了.その頃はまだ将来アメリカで働きたいとは思っていなかった.そして,1980年から86年までの6年間,横浜市立大学医学部付属病院脳外科の病棟に勤務しているうちに行き詰まりを感じ,新天地を求めてアメリカに渡る.女28歳の決断.
ニューヨークのコロンビア大学で外国人のための英語教室に通い,CGNFSにトライ.試験は看護と英語の両方で,1度目は失敗.2度目の挑戦で合格.半年後いったん帰国.せっかく習得した英語の実力と看護のキャリアを生かす職場を探して日本IBM社大和研究所の健康管理室にアルバイトとして勤務.
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