グラフ
開かれた病院での積極的なボランティア活動—京都南病院〈南ボランターズ〉の1日
本誌編集室
pp.640-645
発行日 1988年7月1日
Published Date 1988/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661922027
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昭和28年,地域の人たちの募金をもとにして設立された京都南病院(川合一良院長)は,現在ではベッド数306床を有する総合病院に発展し,この地域の人々にとって,無くてはならない有力な医療資源の1つになっている.病院の成り立ちにも由来しているのだろうが,特に地域との結びつきが強いという意味では,同じ京都の堀川病院の良きライバルである.
病院が目指している理念の最初に掲げられているのが「みんなのかかりやすい病院」.在宅医療を充実させ,24時間の診療体制(外来診療時間は,9:00-12:00一般外来,13:00-17:00専門外来,17:30-20:00夜間一般外来)を敷くことによって,病院を基地とした時空間の継続性が確保されている.
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