特集 ザ・パートナーシップ—院内のよりよい連携のために
専門性を認め合い患者サービスを目指す—看護婦と臨床薬剤師
竹内 美恵子
1
1北里大学東病院消化器内科病棟
pp.971-974
発行日 1987年10月1日
Published Date 1987/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661921827
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はじめに
病院における医療が,チーム医療と言われて久しいが,現在も医療に関係する人々は増え,職種としても増加の一途をたどっている.看護婦が共に働くパートナーは多く,各職種,各職員がお互いのパートナーシップを生かして,真の患者サービスをしようと努力している.
当院では,開院当初より患者中心の看護を実践するために「看護婦は患者のベッドサイドケアに専念できるよう」,従来看護業務とされていた業務に他部門の協力を得てきている.今回は,その中の看護婦と薬剤師とのパートナーシップについて,当院での看護婦側からとらえた薬剤師の業務を紹介しながら,臨床薬剤師の活動と看護婦との連携などの現状について述べる.
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