特集 続・臨床実習に学ぶもの—病院側から
座談会/学生の臨床実習—受ける立場からも言わせて!
小野 殖子
1
,
鳥居 美加
,
木全 洋子
,
魚塚 早苗
1元・日本看護協会看護研修学校
pp.880-888
発行日 1987年9月1日
Published Date 1987/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661921806
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
小野 本日はお忙しいところ,御出席いただきありがとうございます.新制度の看護教育が実施されてほぼ40年経過しました.その間現在に至るまで,教育効果の臨床看護への還元としては大して変化がないですね.それでその原因は,と考えたときに,気がついた人が口をつぐんじゃうと言うか,発言する勇気や相手にわかってもらうような工夫した表現がなかなかできにくいということがあって現状に至ったと思うんですね.
そこで,今回は,看護教育の中でも問題の多い臨床実習に焦点を当てて,実習生としての立場から忌憚のない意見をお出しいただいて,何とか実りのあるものにつなげていけたらと考えております.
Copyright © 1987, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.