ここまできた日本の医療・25(最終回)
PACS;総合医用画像管理システム—飯沼 武・放射線医学総合研究所臨床研究部第二研究室室長に聞く
pp.212-215
発行日 1987年3月1日
Published Date 1987/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661921651
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PACS(パックス)とは何か
──最近の画像診断技術の発展には目を見張るものがあります.しかし,こう多くなってきますとどの医用画像を使えばいいのかわからなくなってきませんか.
そうですね.確かにここ数年の間に画像診断法は急速に発展してきました.現在使われている画像診断法としては,従来から用いられていたアナログX線や超音波に加え,既に定着した感のあるX線CT,X線以来の革命的インパクトを持つMRI,さらにはPET(Positoron Emission Tomography),SPECT(Singlephoton Emission CT),DSA(Digital Subtraction Angiography),CR(Computed Radiography),etc.etc.まさに多彩を極めていると言っていいでしょう.
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