特集 夜勤—看護が試される時
事例を通して夜勤看護を考える—病棟ごとに異なるそれぞれの‘大変さ’
田辺 チドリ
1
,
金子 京子
2
,
飯野 よし子
3
,
斎藤 ひろ江
4
1社会保険埼玉中央病院看護部
2社会保険埼玉中央病院6階北(脳神経内科・外科,眼科)病棟
3社会保険埼玉中央病院6階南(外科)病棟
4社会保険埼玉中央病院4階北(整形外科・耳鼻咽喉科)病棟
pp.1004-1009
発行日 1986年9月1日
Published Date 1986/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661921511
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はじめに
当院は社会保険庁の運営方針に基づき,全国社会保険協会連合会が経営管理監督をする,全国組織の病院です.
当院の勤務体制は3交代制で,9看護単位のうち,4人夜勤を行なっているのが1,3人夜勤4,2人夜勤3ユニットとなっています.外来は宿直制です.夜間の看護管理責任者として夜勤婦長1名を置いており,夜間の諸問題については,夜勤婦長の判断で,夜勤者の協力を得て対処することにしております.患者さんの急変などで,家族との信頼関係やコミュニケーションをよくするため,担当婦長を呼ぶことがまれにあります.副総婦長,総婦長が夜間出勤して対応したケースは,私の経験では全くありません.
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