特集 在宅医療の新たな広がり—江東区における在宅チーム医療の展開を中心に
[実践レポート]
在宅難病患者の訪問看護を通して看護婦の役割を考える
林 篤子
1
1江東区保健衛生部老人保健課
pp.1129-1132
発行日 1985年10月1日
Published Date 1985/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661921210
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ある事例への取り組みを通して,医療や看護の水準が飛躍的に向上したり,システムまでが整備されるといった話をいくつか耳にしたことがある.例えば,日本で初めての5つ子が誕生した鹿児島市立病院では,以前にも増して周産期医療チームの連携が緻密になり,また,周産期医療部門への病院としてのバックアップも強化されたと聞いている.
私がここで報告する事例は,同じような意味で,発足後間もない江東区の訪問看護指導事業の牽引役となっている事例である.
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