病む人々へのカウンセリング・6
クライエントのタイプによってアプローチの仕方を考える—カウンセリングの進め方③
白井 幸子
1
1国立療養所多磨全生園
pp.821-824
発行日 1985年7月1日
Published Date 1985/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661921139
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クライエントにもタイプがある
クライエントには,いくつかのダイブがあります(先月まで‘来談者’という言葉を使っていましたが,実際には‘クライエント’という言葉が多く使われているので,今月からはこの言葉を使うことにしました).そして,そのタイプによって,適切なアプローチの方法が異なります.
このような知識は,自分がカウンセリングを引き受けるべきかどうかと自問する時に大いに参考になると思われます.そこで,今回はクライエントのタイプと,それぞれのタイプに適したアプローチの仕方を,米国の精神科医で心理療法家でもあるエリック・マーカス(Eric Marcus)博士(写真)の分類に従って紹介します.
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