特集 申し送り・再考—看護ケアの充実のために
当院の看護婦は〈申し送り〉をどう見ているか—アンケートおよび録音テープによる実態調査から
中平 百合子
1
,
土屋 京子
1
,
荒木 良子
1
,
渡辺 さとみ
1
,
小畑 圭子
1
,
桜井 啓子
1
,
中村 麗子
1
1国立療養所東京病院外科病棟
pp.643-647
発行日 1985年6月1日
Published Date 1985/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661921105
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はじめに
看護業務の中で,朝の申し送りは,その日の看護活動に与える影響が大きい.しかし現状は,時間的,内容的に満足できるものではない.申し送りの良否は,看護婦による個人差が大きく,改善も容易ではない.
そこで私たちは,現在の申し送りが,どのような状況の中で行なわれているか,また,看護婦各自が申し送りに対してどう考えているかなど,当院の実態を知り,改善の糸口を探ることにした.
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