特集 臨床3年目の迷いをどう切り拓くか
〈看護セミナー〉から得たもの
金 仁淑
1,2
,
大沢 知子
1
,
高橋 桃子
1
1東京都立府中病院看護セミナー
2東京都立府中病院小児病棟
pp.290-293
発行日 1985年3月1日
Published Date 1985/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661921026
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帰りには吹く風もさわやかという感じになる
朝,申し送りが終わって,検温,採血,清拭と,いつもの業務が始まる.今日は朝からルンバールがあるし,時間で行なう抗生剤もある.とにかくあまり状態変化のない児の清拭を先にサツと済ませようと考える.
清拭をしながらふと思う.いくら忙しいからといつて,こんなことで良いのだろうかと.次に行なうことばかり頭にあって観察の目を光らせていない.せかしてるって感じがある.清拭における原理原則は何だったかしらと考えてしまう.
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