特集 救急医療と看護の対応—患者・家族とのコミュニケーションを中心に
救急患者の情報収集と記録
小澤 美恵子
1
1千葉県救急医療センター
pp.33-41
発行日 1985年1月1日
Published Date 1985/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661920972
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はじめに
救命・救急医療施設において患者の情報収集は,予後をも左右する重要な因子であり,発症後の経過記録はケアを円滑に遂行するために欠かすことのできない基礎的資料である.
救急患者のケアにあたっても,可能な限りの情報をキャッチし,対処できることが望ましいが,時には十分な情報が得られないまま重症患者への対応を余儀なくされる場合もある.
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