特集 看護学生の論文 大賞・入選論文の発表
看護学生の論文22篇
記録のための情報収集と患者の負担―患者中心の看護を行うために必要なこと
小澤 里美
1
,
加藤 めぐみ
1
,
金木 久枝
1
,
杉本 圭
1
,
森久保 悠子
1
,
山本 朋子
1
1独立行政法人国立病院機構相模原病院附属看護学校
pp.614-617
発行日 2004年9月1日
Published Date 2004/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663100445
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はじめに
小児看護学実習で,受け持ち初日,発熱があり体力の消耗が著しい患児に対し,情報収集を行うか,患児の疲労を考え安静を優先させるかで葛藤が生じた。未熟な学生にとって情報収集は,看護を行うために必要である。また,課題提出のためにも必要である。そのため課題提出の期限まで時間がない場合は情報収集を急がねばならない。患児の安静の必要性はわかっていても,情報収集を優先させてしまう。そこで,患者中心の看護を行うために分析し,振り返った。
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