リハビリテーションQ&A・8
継続看護のすすめ方
荻島 秀男
1
,
渋谷 美枝
2
1高島平整形外科
2虎の門病院
pp.1297-1300
発行日 1984年11月1日
Published Date 1984/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661920933
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
退院とともに途切れる看護
保健婦活動をシステム化すること
渋谷 私の勤務している虎の門病院では,全国各地から患者さんが入院してきますし,都心にある病院の宿命ともいわれている,‘地域性がない’という特徴を持っています.
ここで継続看護について考えてみますと,その必要性は痛感していますが,どう進めたらよいのか,よくわかりません.例えば虎の門病院の分院の場合ですが,通院可能な方ですとPT,OT,STなどが退院後も継続してそれぞれに必要な訓練を行っていますが,ナースの場合は退院を契機に離れてしまうことがほとんどです.
Copyright © 1984, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.