研究と報告
高カロリー輸液における看護管理の一考察
古庄 三季
1
,
佐藤 展子
1
,
野田 種子
1
1日本生命済生会付属日生病院
pp.1165-1168
発行日 1984年10月1日
Published Date 1984/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661920903
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はじめに
現在,経口・経管栄養が不十分かもしくは消化吸収能力が消退している場合,高カロリー輸液(以後I-VHと略す)は臨床的に意義のある治療手段である.しかしIVHは一般の輸液とは異なり,比較的長期間にわたって継続的に輸液を施行するため,感染症を含む合併症の発生予防については十分な管理が必要である.当病棟においても常時数名が本療法を受けていることから,その実症例を通じて問題点を検討したので報告する.
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