特集 訪問看護—現在の実践レベルは?
[私たちの実践レポート]
医療・福祉の一体となったセンターを背景とした訪問看護
長谷川 まり子
1
,
荒井 節子
1
,
児玉 直子
1
1国民健康保険町立ゆきぐに大和総合病院地域看護部
pp.1023-1027
発行日 1983年9月1日
Published Date 1983/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661919943
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はじめに
大和医療福祉センターは,人口約1万5000人の新潟県・大和町にあり,国保町立大和病院(200床),農村検診センター,特別養護老人ホーム八色園という3施設が合体したもので,建て物もつながっているので,この3施設を総称して,医療福祉センターと呼んでいる.そこに働く私たち職員は,常に互いの情報を交換し合い,時には同じ事業を3施設で共同して行う体制にもなっている.どの施設が中心とか,どの職種が中心とかいうことではなく,常にその連携は必要な時,必要なだけ直接連絡し合うということでその体系は図で表わされている.
看護の部門では,施設内を中心とした病棟部門,地域にかかわり地域に出ていく外来と地域看護部,そして行政の保健活動を担う検診センターの3部門に分けることができる.
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