REPORT・アメリカ看護事情
アメリカ合衆国の勤務体制と人事の運営
小林 明子
pp.924-925
発行日 1983年8月1日
Published Date 1983/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661919919
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私は,アメリカ合衆国カリフォルニア州St.Jude Hospital and Rehabiritation center呼吸器内科に勤務するRN(正看護婦)です.カリフォルニアの病院で働いていて,日本の勤務体制と著しく違うこと,また資格試験の合理的方法に興味を感じ,日本の病院に働く皆様のご参考にでもなればと思い,お便りします.
こちらの病院に就職する際,まず驚くことは,勤務のスケジュールに関してです.日本では,ほとんど例外なく,日勤,準夜勤,深夜勤そして早当番,遅当番を組み合わせて,病棟スタッフの勤務表が作成されています.しかしアメリカではこれと違い,日勤者は,本人が勤務変更を希望しない限り,退職するまで日勤のみ.準夜勤,深夜勤につのても同様です.
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