特集 看護度を見直す
患者状況把握に残された課題
江副 信子
1
1北祐会神経内科病院看護部
pp.891-894
発行日 1983年8月1日
Published Date 1983/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661919914
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はじめに
看護の対象である患者の状況を把握し,看護的援助の必要性を認識して看護ケアを提供し,患者が活用する,患者と看護婦の相互作用は,無形の現象でもあり,有形化やデータ化をしていくには多難な要素がありすぎる.
にもかかわらず,臨床看護の目的がよりよい看護ケアを提供することであり,そのために病棟単位,外来,全院的な看護度を査定し,しくみや方法を思考していくことが必要となってくる.
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