看護に生かす交流分析・14
末期医療に生かす交流分析[1]
白井 幸子
1
1国立療養所多磨全生園
pp.821-824
発行日 1982年7月1日
Published Date 1982/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661919611
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
交流分析が目指すゴール
末期医療の問題にはいる前に,交流分析の基本理論の締めくくりとして,交流分析が最終的に目指すゴールについて述べたい.それは,‘自律性の達成’という言葉で表現されているものである.すなわち‘自律した人間’というのは,バーンによれば次の3つの能力を持っている.
1)自己理解と気づ
Copyright © 1982, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.