インタビュー
この道はいつか来る道—京都・堀川病院の“生活医療”
早川 一光
1
1堀川病院
pp.764-773
発行日 1981年7月1日
Published Date 1981/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661919284
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堀川病院は京都市西陣地区にあり,住民とともに,その生活に根ざしたユニークな地域医療活動を進めている住民立の病院である.その独特の地域医療システムは,住民主体の病院運営や〈助成会〉活動に支えられて発展してきたものであるがとくに全国に先がけて取り入れ,さまざまな模索・試行のすえに軌道に乗った〈間欠入院制〉と〈訪問看護〉は,老人問題が深刻化するなかで,あらためて‘堀川方式’うとして注目を集めている.
その地域医療というよりもむしろ,住民の暮らしに深く根を張った“生活医療”の一端は,本誌1980年1月号(44巻1号)のグラフでも紹介したが,今回は,堀川病院とともに30余年間,“わらじ医者”として歩んでこられた早川一光副院長に,これまでの活動の経過と今後の展望を語っていただいた.
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