プロフィル
—野本久美子—人間って人の役に立てるとうれしいですからね—家庭をもち助産婦として働きながら点訳に励む
吉
pp.1105
発行日 1979年10月1日
Published Date 1979/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661918801
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助産婦として三交代の勤務をし、子供を育てながらも点字に取り組もうとしたきっかけは?「昭和五十一年に高崎で点字講習会があったのでそれに参加したのが始まりです。でもその前四十八年にボランティア労力銀行に入っていましたから」
ボランティア労力銀行とは?「労力を愛の通貨としてボランティア活動をすると同時に、労力が足りない時に利用する。例えば今私のところは核家族。私が病気や何かで倒れた時あまり親戚などには頼れない。そんな時に自分の分身がほしいなあって考えたんです。それを組織化したものが労力銀行です。会員はボランティア活動をしなければいけないんですが、ボランティアグループとは違います」
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