ベッドサイドの看護
習慣性嘔吐のある重障児への看護
岸森 トシ子
1
,
牛川 恭子
1
,
高口 恵美子
1
,
小柳 貞子
1
1国療大牟田病院ぎんすい病棟
pp.1178-1181
発行日 1978年11月1日
Published Date 1978/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661918538
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
小児にとって生活環境の変化は,身体の症状,異常な行動となって現れる場合が多く,ここに紹介する子供の場合も,入院後2か月ころより食後に嘔吐がみられるようになり,日増しに頻回となった.器質的には異常なく,単なる遊びとも考えられるが,いろいろの問題を含み,特にスキンシップを重視した援助により,情緒面に変化が現れ,嘔吐の症状が緩和されたので,その経過を報告する.
Copyright © 1978, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.