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ホスピス—聖クリストファー・ホスピスの“終末医療”
佐藤 安正
1
,
本誌編集室
1実地医家のための会・井口整形外科病院
pp.570-573
発行日 1978年6月1日
Published Date 1978/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661918407
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看護婦をはじめ患者の身の回りのケアに当たる医療関係者にとって，終末医療は悩みのタネだ．
人間が必ず死ぬということは，分かりきった事実である．200年を生きた人はだれひとりいない．しかも，わるいことに，たいていの人は病気に苦しみながら死ななければならない．平均寿命が70余年にまで延長した現在では，平和で安らかな死が私たちを訪れることは，極めてラッキーで，まれなことといわなければならない．
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