切り取りカード 看護ミニ事典
超音波診断(ultrasound diagnosis)/透析療法(dialysis therapy)
竹内 久彌
1
1順天堂大学・医学部産婦人科
pp.449-450
発行日 1978年4月1日
Published Date 1978/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661918379
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超音波(ultrasound)とは一般に人間の耳に聞こえないほど周波数の高い音波のことをいい,医学的な診断には1-15MHz(メガヘルツ,1秒間に100万回の振動数)あたりの周波数が用いられている.これほど周波数の高い超音波は光に近い性質を持ち,人体内に入射すると,ビーム状に直進し,反射・屈折・散乱・減衰などを起こす.
現在の超音波診断は,これらの超音波の性質のうちで,直進し,反射波を生ずることを利用しているので反射法と呼ばれている.
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