内視鏡検査と介助の実際・9
内視鏡検査とX線,カラーテレビ,映画
小黒 八七郎
1
1国立がんセンター内科
pp.945-948
発行日 1977年9月1日
Published Date 1977/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661918219
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食道や胃の形態は比較的単純であるため,内視鏡器械の挿入状態を知るためにX線透視を必要とせず,ファイバースコープによる観察によって十分に挿入状態が判断できる.その他の内視鏡検査,とくに大腸や気管支鏡検査ではX線透視が必要であり,X線写真撮影を要するものもある.また近年,内視鏡カラーテレビや内視鏡映画撮影も普及してきている.今回は内視鏡検査に付随して行われている,これらの諸方法の意義と実際面について説明する.
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