プロフィル
—戸塚文江—子供を背負って講義を受けたこともありました—10年計画で大学の通信教育にいどんで9年目の養護教員
よ
pp.741
発行日 1977年7月1日
Published Date 1977/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661918200
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大学の通信教育というと,大半の入学者たちが学業半ばでダウンということがオキマリのようである.とにかくよほどの覚悟と,勉学への強い欲求,そして自己規制がなければ続かないことは,入学生と卒業生の数を比べれば明白な事実のようである.それを最初から10年計画で養護教員として働きながら,家庭をもち,子を育てながらコツコツと学んでいくということは並大低な意志では続かない.現在は9年目であと1/5ほど残っているというが,気負いというものが全然感じられない.
通信教育で学びたいと思った動機は‘2年間高校で養護教員として普通の教師と同じように働いて,ハリアッタつもりだったんですが,自分の教養の貧しさをはとほと感じさせられました.大学へもあこがれていたし,保健の教員免許も取りたいしということで,日本女子大の家政学部食物科を選びました’
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