グラフ
カール・ロジャーズのエンカウンターグループの記録—映画“出会いへの道”
pp.658-659
発行日 1977年7月1日
Published Date 1977/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661918185
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クライエント中心療法の創始者として,心理療法とカウンセリングの発展に大きな影響を与えてきたカール・ロジャーズ自身が参加したエンカウンターグループの記録映画がある.この映画は,1968年度アカデミー賞(芸術・科学部門)を受けた名作で,アメリカにおいてエンカウンターグループの記録として,古典的名声を博しているが,このほど待望されていた日本語版(ふきかえ方式)が完成した.
原題は‘自己内面への道’(Journey into Self)と名づけられており,‘真実の自己とは何’‘他人との真のふれ合いは果たして可能か’を求めて,自分の内面のありのままを語り合う人々の姿を記録している.
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