特集 援助の成り立ち
援助はいつ,どのようにして成り立つか—レポート2.その人の独自性をいかに受けとめるか
坂梨 秀子
1
1国立熊本病院外科病棟
pp.248-252
発行日 1977年3月1日
Published Date 1977/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661918097
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急速な医学の進歩につれて,看護のあり方も大きく変わってきた.しかし,幅の広い,雑多な仕事であることには変わりはない.
看護が個人にとって意味を持つきっかけは,いろいろであろう.私にとって,若い日の2年間の療養の体験は,患者と呼ばれる人の立場のみじめさ,哀しさを知るのに十分であった.
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