アイディア
ギプス装着患者のための排泄介助用具の工夫
井本 恭仁子
1
,
山根 玲子
1
1大阪逓信病院整形外科病棟
pp.2-3
発行日 1977年1月1日
Published Date 1977/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661918050
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大腿骨頸部骨折や変形性股関節症では,術後ギプスを腰から患肢足尖まで広範囲に巻き,3か月くらいの臥床期間を必要とする.このような患者の排泄の介助において,1)心身の苦痛,不安の軽減,2)排尿の失敗によるギプスの汚染防止,3)褥瘡の予防,4)介助者の労力軽減,5)健肢の筋力低下の予防などを目的に,脊損患者がベッド昇降時に使用しているリフトにヒントを得て,介助用具の工夫をした.
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