特集 いま看護記録に問われるもの
新しい看護記録の試み(6)
宮永 能子
1
1国立がんセンター手術室
pp.1251-1254
発行日 1976年12月1日
Published Date 1976/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661918036
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はじめに
手術室とそれに続く回復室という部門にあって,記録はどうあるべきかについて,日ごろ考えていることを述べてみたい.
記録には,まず第1に1つ1つの場面が正確に,かつ適切な表現をもって記録されていることが必要であり,行われた医療・看護の内容が明確に記され,記録に要する時間ができる限り短縮されるよう工夫されていること,そしてその記録全般が,看護計画を立てるための情報として役立つものであることが大切である.
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