特集 看護婦の主体性をはばむもの
てい談 自らが責任を担うことの欠如が
平田 文子
1
,
吉田 紀代子
2
,
山本 浩子
3
1日本三育会カレッジ看護学科
2神奈川県立長浜療養所
3都立梅ケ丘病院
pp.650-661
発行日 1975年7月1日
Published Date 1975/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661917280
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‘看護婦は主体性がない’‘主体性をもっともたなければ’との外部からの声はしばしば聞かれるが その言葉は 主体的に考えよう 主体性を貫こうとして苦闘しながら働いている多くの看護婦にとって 余りにも軽く響いてくるように思われる.
主体性をもとうとしてもち得ない現実の中で なんとかしてそれを乗り越えようと模索している看護婦は多い.そのような看護婦をとりまく状況は余りにも厳しいが その状況の中に また看護婦自らの中に・主体性をはばむものの因子を見つけられたらと思う.
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