特集 患者にとって看護とは何か
看護婦にとっての患者とは—自らの反応のなかで看護への協同者たる患者
橋本 きみ
1
1北海道立向陽ヶ丘病院
pp.14-19
発行日 1975年1月1日
Published Date 1975/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661917157
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看護婦と患者が語り合う.看護者は患者の訴えを聞こうとする.訴えない患者からは訴えを導き出そうとする.そしてその訴えの背後にある患者の必要をも知ろうと努力する.
看護者は患者を理解できたのではないかと思う.たしかに看護者にとっての患者は理解されるのかも知れない,しかし看護される立場にいる患者にとっての看護とは、いったい何なのだるうか.看護婦に何を期待しているのだろうか・現場からの声に耳を傾けてみたい.
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