マイ・オピニオン
自ら声をかける看護婦に
松本 恭子
1
1神奈川県立病院付属高等看護学院
pp.815
発行日 1974年8月1日
Published Date 1974/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661917067
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看護教育に携わるようになってまだ数年だが,花の便りが聞かれる卒業のころになると,臨床看護の場に学生を送り出すことにきまってつよい不安を感じてしまう.2年あるいは3年の教育課程の中でそれぞれ看護に関する基礎的な学問を習得した学生に,私はむしろ,社会人としての訓練の不十分さを痛感しているので,小さなことだが指摘し注文したいと思う.
1つは,5分前には必ず職場に入るようにしてほしいということ.もう1つは,自分から声をかけるようになってほしいことである.
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