文献の紹介と考察
第Ⅰ期高血圧症患者が病気を知る必要性
伊津 フサ子
1
1国立東京第一病院脳神経外科病棟
pp.112-115
発行日 1974年1月1日
Published Date 1974/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661916934
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血圧のコントロールは,患者の高血圧症に対する理解と自分自身でのケアを必要とする.看護業務がCase findings(患者背景を知ること)と指導の両方になってから,看護婦は患者の治療のスタートを助けるため努力を傾けざるを得ない.5年間高血圧のクリニックで,われわれは患者教育を力説しながら,約500人の高血圧患者の追跡調査をした.患者の継続的ケアの中で,解釈の違い,勘違いをして知識のなさなどがあることに,われわれは気付いた.
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